コンクリート打継面処理剤(ヒーバウ)
Q1. どのような効果がありますか?
A1.
ペンキのような粘性をもつ本剤は、斜面や凹凸面等どんな形状に対しても塗布可能ですから、チッピング施工の難しい面でも粗面とすることができます。
コンクリート打継面を粗面にしておくと、新規に打ち継ぐコンクリートとの付着がよくなり、剥離や落下などを少なくすることができます。
Q2. 他社の同種製品と比較して、ヒーバウが優れているところがありますか?
A2.
本剤は着色されていますから、型枠剥離剤との区別がつき易くだれでも容易に作業ができます。塗布は1回でよく厚塗りしても効果は変りません。
乾燥後の塗膜は非水溶性なので雨やコンクリート打設前の清掃・水濡れ等にも影響されません。マスキングテープ等で作った必要な形状を明確に保持できます。
Q3. 型枠に塗布してから、コンクリート打設までの日数はどの位とれますか?その間、注意することがありますか?
A3.
型枠に塗布してからコンクリート打設までの日数は、種類により15日位までが限度(日陰保持が条件)ですが一般的に7日〜10日以内と考えてください。
この期間を超えると日毎に遅延効果が弱まり処理深さが浅くなります。
また、直射日光が当たる場合にはシート等で覆ってください。
施工に先立ち季節・工程・コンクリート打ち込み迄の期間など諸条件により変わりますので事前の試験をお薦めします。
Q4. コンクリート打設から 洗い出し処理までの日数はどの位とれますか?
A4.
ヒーバウとの接触部分は5日位未硬化状態を保持しますができる限り早期に洗い出して下さい。
施工に先立ち脱枠から目粗し迄の期間なども条件により変わりますので、事前の試験 をお薦めします。